【資料公開】「平成29年7月九州北部豪雨」地盤災害説明会(2017.7.22福岡開催)

「平成29年7月九州北部豪雨」地盤災害説明会 -被害の状況とこれから私たちが気をつけること-

平成29年7月,九州北部において発生した線状降水帯により,過去に例のない長時間かつ集中的な豪雨を記録した。この豪雨により,福岡県朝倉市,東峰村,大分県日田市を中心に斜面崩壊・土石流・がけ崩れなどの土砂災害や洪水災害が発生し,人,住家,社会基盤施設等々に甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方へ深い哀悼の意を表しますとともに,また被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

公益社団法人地盤工学会では,本災害の社会的重要性・緊急性に鑑み,地盤工学会九州支部の産・学のメンバーからなる先遣調査隊を編成し,地盤災害の状況把握のための現地調査を実施しました。合わせて,九州地方を中心とした産・学のメンバーからなる調査団(団長:安福規之,九州大学教授)を編成し,短期的・中長期的視野をもって研究・支援を行う「平成 29 年7月九州北部豪雨地盤災害調査団」をこのたび結成しました。本報告会では,現状で把握できた被害状況,ならびに,今後想定される二次災害への備えやこれからの被災地域の確実な回復のための情報について,地盤工学的な視点からの説明を行います。

【日時・会場】 ※チラシ※(PDF 608KB)

日時 2017年7月22日(土)14:00-16:00 (受付開始13:20~)
会場 TKP博多駅前シティセンター ホールB (福岡市博多区博多駅前3-2-1日本生命博多駅前ビル8F)

【プログラム】

司会進行 笠間清伸(九州大学)
14:00 地盤工学会調査団副団長挨拶【PDF 1.2MB】 廣岡明彦(九州工業大学)
14:10  
   ・地形・地質・気象の概要【PDF 5.2MB】 村上 哲(福岡大学)
   ・多発的斜面崩壊と被害【PDF 4.9MB】 笠間清伸(九州大学)
   ・大規模崩壊と土砂ダム【PDF 1.8MB】 工藤宗治(大分高専)
   ・河川・ため池の被害【PDF 3.0MB】 石藏良平(九州大学)
   ・道路・鉄道等交通インフラの被害【PDF 9.7MB】 廣岡明彦(九州工業大学)
   ・災害廃棄物の状況と課題【PDF 7.0MB】 佐藤研一(福岡大学)
   ・情報を活用した災害対応【PDF 3.3MB】 三谷泰浩(九州大学)
   ・会場の方との意見交換  
15:40 地盤工学会調査団団長挨拶【PDF 1.0MB】 安福規之(九州大学)

【主催】公益社団法人地盤工学会
【共催】公益社団法人土木学会西部支部
【後援】国土交通省九州地方整備局, 福岡県, 大分県, 九州大学工学研究院附属アジア防災研究センター,  九州大学西部地区自然災害資料センター
【参加申し込み】入場無料。申込み不要。(会場定員170名、先着順、場合によっては入れないこともあります。)G-CPDポイント 2.0
【問い合わせ先】 公益社団法人地盤工学会 本部 事務局 E-mail:saigai★jiban.or.jp (★を@にかえて送信してください)
〒112-0011 東京都文京区千石4-38-2  TEL:03-3946-8677 FAX:03-3946-8678

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