2008年5月12日に発生した中国・四川大地震について

平成20年5月26日
社団法人 地盤工学会

現地時間2008年5月12日14時28分頃、中華人民共和国中西部に位置する四川省で
マグネチ ュード8.0相当の強い地震が発生しました。
5月20日現在の被害は、国務院(政府)によると死者は4万75人、
行方不明3万2361人、負傷者は24万7645人。民政省によると、
倒壊した家屋は536万戸、損壊家屋は2142万戸に上っている惨状です。

被災された中国国民の方々に対し心より哀悼の意を捧げ、お見舞い申し
上げます。なお、一人でも多くの行方不明者が見つかり、生還されることを
祈念しております。
 現地では人命救助や被災者の生活等を支える人道的支援活動が最優先で
行われており、我が国の学術団体が現地に対して現時点で成しうる貢献は
限定的になるものと考えられます。
そこで、地盤工学会では、中国の土力学及岩土工程学会や日本の他学会と協力
して四川大 地震の調査、復旧にあたって技術支援等を行う予定です。
なお、調査結果等の情報は順次地盤工学会ホームページで掲載いたします。

四川大地震復旧技術支援連絡会議の設立と代表団の派遣について

なお、地盤工学会の窓口は次のとおりです。

事務局長 戸塚 弘  jgs@jiban.or.jp