広い範囲にわたり記録的な大雨となった西日本豪雨(平成30 年7月豪雨)は、各地に河川の氾濫、土砂災害などの被害をもたらし200 名を超える犠牲者を出しています。政府は西日本豪雨災害を、豪雨災害では初めて「特定非常災害」に指定し、激甚災害に指定しました。
この豪雨災害による地域への影響は広域かつ長期に及び,さらに夏後半から秋にかけて台風や秋雨前線に伴う土砂災害の拡大などが懸念されることから、予断を許さない状況にあります。防災学術連携体(56 学会)は7 月9 日にホームページにこの豪雨災害のページを開設し、学会の調査情報、国土交通省・気象庁などの最新情報を掲載し、関係者間の情報共有に努めてきました。
7月16日には緊急集会を開催し、7月22 日には「西日本豪雨・市民への緊急メッセージ」を記者発表しました。日本学術会議と防災学術連携体は、被害の拡大を防ぐために、西日本豪雨に関する学会間の情報交流を進め、今後の対策を検討するために緊急報告会を開催します。
日 時:2018 年9 月10 日(月)13:00~17:30
場 所:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7 丁目22 番地34 号)
日本学術会議公開シンポジウム・防災学術連携体緊急報告会
主 催:日本学術会議 防災減災学術連携委員会、土木工学・建築学委員会、防災学術連携体
参加費:無 料
申込み方法:防災学術連携体(50学会)ページの内容をご確認の上、お申込みください。>>>こちら