学会誌公募「地盤工学分野における数値解析技術の発展と動向」(仮題)2020.2.15〆切
◇募集する下記の特集号に投稿を希望される場合には,A4判縦長の用紙に題目、著者、所属機関、連絡先、内容が理解できる2,000字程度の概要(図表も利用可)を記載のうえ,会誌編集委員会(e-mail: kaishi-genko@jiban.or.jp)宛てにお送りください。
◇投稿者は, 本学会の正・国際・学生会員に限ります。 同一著者(筆頭著者)からの複数の採択はいたしません。
◇概要を審査した後、採用となった著者に改めて原稿作成依頼をいたします。その際に本原稿の締切り期日をご案内いたします。
◇最終的な掲載の可否は,編集委員会にご一任ください。
◇出版計画は随時変更される可能性があります。
(注)特集号公募の「概要原稿」は、オンライン投稿審査システムから投稿しないでください。
- 発行号:2020年9月号(予定)
- テーマ:「地盤工学分野における数値解析技術の発展と動向」(仮題)
- 概要原稿の締め切り:2020年2月15日
- 趣旨:模型実験は研究の最も基本的なアプローチであり,これまで様々な物理現象,自然現象を実験室内で模擬してきました。一方,数値解析は,実験で実現象に合う環境を作り出すことが困難な場合や実験に莫大な費用や時間を要する場合などに絶大な威力を発揮します。平成の30年間でコンピュータは信じられないくらいの進化を遂げ,計算能力の向上に後押しされるように,地盤工学分野における数値解析技術は高度化し,研究や実務での使用は欠かせないものになりました。‘地盤内の応力分布の可視化’や‘地盤と構造物の複雑な相互作用の解明’,‘液状化や斜面安定問題’など種々の事象に対する多くの地盤解析ソフトが開発され,誰でも比較的容易に使用できるようになったものの,中身を理解せず,ブラックボックス化した状態で使用しているケースも多いのではないでしょうか?
数値解析はあくまで計算手法であり,地盤の挙動を完全には再現できません。だからこそ,精度のよいモデルの探求や,最適なパラメーターの設定,得られたデータの精度評価など,平成から令和へ時代が移った現在もなお,私たちは飽くなき探求を続けるのでしょう。
本号では,「地盤工学分野における数値解析技術の発展と動向」と題し,地盤挙動の数値解析,最新の解析手法,解析手法の比較,実務への適用や適用時の注意点など,幅広く特集いたします。会員の皆様の積極的なご投稿をお待ちしております。
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「地盤工学会誌」編集委員会