学会誌公募「i-Construction / ICT / CIM」(仮題)2020.5.31〆切
◇募集する下記の特集号に投稿を希望される場合には,A4判縦長の用紙に題目、著者、所属機関、連絡先、内容が理解できる2,000字程度の概要(図表も利用可)を記載のうえ,会誌編集委員会(e-mail: kaishi-genko@jiban.or.jp)宛てにお送りください。
◇投稿者は, 本学会の正・国際・学生会員に限ります。 同一著者(筆頭著者)からの複数の採択はいたしません。
◇概要を審査した後、採用となった著者に改めて原稿作成依頼をいたします。その際に本原稿の締切り期日をご案内いたします。
◇最終的な掲載の可否は,編集委員会にご一任ください。
◇出版計画は随時変更される可能性があります。
(注)特集号公募の「概要原稿」は、オンライン投稿審査システムから投稿しないでください。
- 発行号:2020年11月号(予定)
- テーマ:「i-Construction / ICT / CIM」(仮題)
- 概要原稿の締め切り:2020年5月31日
- 趣旨:「 i -Construction 」は,平成28年に国土交通省により始められた建設生産システム全体の生産性向上を目的とした活動です。各地で「 ICTの全面的な活用(ICT土工) 」等の施策を建設現場に取り入れて,生産性向上を図り,魅力ある建設現場づくりが日々全国各地で行われています。これは,平成24年度からスタートしていた調査設計段階から3次元モデルを用いて,一連の建設生産システムの高度化することを目的としたCIMの試工事業をより発展させたものでもあります。
少子高齢化が進む日本では,生産年齢人口の減少が予測されている中で,建設業の分野では業務の効率化が必要であり,ICT / CIM技術の高度化・導入が進められています。さらにその環境下で,インフラの保守・更新が必要な時期が差しかかっていること,ワークライフバランス推進など社会的な価値観の転換期でもあることなどを踏まえると,それらのさらなる高度化・導入は急務であるとも言えます。
現在, 「i -Construction推進に向けたロードマップ(国土交通省)」によれば, 各取組みが試行段階から本格運用への移行を迎え、ICT活用を前提とした各種基準類の見直しを実施する段階にあります。 その中で, 産官学を問わず, 今までの活動による成果や本格運用に際しての問題・課題が見えてきているものと思います。 また近年のIoTやAI技術の進展にともない,それらを活用したICT技術の高度化や建設現場導入促進も大きく期待されています。 特に地盤工学分野では, 先端的な技術開発は活発化してきている一方, 工種や工程が広域にわたり, かつ不確実性の高い自然材料を扱うが故の課題も多くあるものと考えられます。
そこで,2020年11月号では,「 i-Construction / ICT / CIM 」と題して,地盤工学分野において, それらを利用した生産性向上に向けた取り組みに関する活動報告,最先端の技術を導入した技術報告および研究事例等に関する原稿を幅広く募集します。会員の皆様の積極的な投稿をお待ちしております。
「地盤工学会誌」編集委員会