地盤工学会賞は、50年以上の歴史をもつ権威ある賞であり、その受賞対象は、優れた技術で技術的課題・困難を克服し、事業やプロジェクトをやり遂げ、地盤工学の発展に寄与するだけでなく、社会にも貢献したものとなっています。 今回の講演会は、これら受賞技術の詳細を、実際に事業やプロジェクトに関与された技術者の方々に講演していただくもので、昨年度に引き続き2回目の開催となります。
本講演会は、地盤工学が関わる実務が直面する研究テーマを模索する絶好の機会とも考えておりますので、大学等の研究者におかれましても、ぜひ、ご参加いただきたく存じます。
また、地盤工学がどのような形で、実務に役立っているかを知る良い機会でもありますので、学生や若手の技術者の方々にも、積極的に参加していただきたく存じます。
なお、今年度は、会議室等、会場での聴講は行わず、発表を含めてすべてWEB形式での配信とします。世界中、どこからでも聴講が可能ですので、これを機会にぜひ、ご参加ください。
主 催: (公社) 地盤工学会
後 援: (公社) 土木学会 (一社)建設コンサルタンツ協会
日 時: 令和2年9月4日(金) 13:00~17:30
会 場: WEB配信ツール「ZOOM」を活用した配信とし、会場での聴講はありません。
費 用: 会員 2,000円、非会員 3,000円、プレミアム会員・学生会員 無料 (所属する組織が特別会員の場合には、会員とみなします。)
定 員: 200名 (ZOOM配信機能上、参加者を制限させていただきます。)
申 込: 右の申込フォームから必要事項を送信してください。 ◆参加申し込みフォーム
申込期限: 令和2年8月31日(月)※締切日前でも定員に達しましたら受付を終了します。
CPDポイント: 3.5
講演要領: 1発表40分(質疑時間含む)
時間 | 内容 | 講演者 (敬称略) |
13:00~13:10 | WEB配信に関しての留意事項等の説明 | 事務局 |
13:10~13:20 | 開会の挨拶/主旨の説明 | 地盤工学会 副会長 表彰委員会 委員長 堀越 研一 |
13:20~14:00 | 【地盤環境賞】土質判別システム-粘性土から砂質土までの様々な土壌を連続的かつ瞬時に判別する技術- |
(株)大林組 技術本部 技術研究所 山田 祐樹 |
14:05~14:45 | 【技術業績賞(技術)】岩盤の原位置三軸圧縮試験方法と原位置一軸引張り試験方法の開発と基準化 |
(一財)電力中央研究所 地球工学研究所 岡田 哲実 |
14:45~15:00 | 休 憩 | |
15:00~15:40 | 【技術業績賞(事業)】多様な技術を活用した住宅密集地における大規模・大深度高速道路トンネルの建設(阪神高速大和川線 常磐工区開削トンネル工事) |
鹿島建設(株)関西支店 戸川 敬 |
15:45~16:25 | 【技術業績賞(事業)】シールドトンネル地中拡幅のための下水道工事における国内最大規模の凍結工事 -隅田川幹線その3工事- |
東急建設(株) 土木事業本部 技術統括部 田中 悠一 |
16:30~17:10 | 【技術開発賞】凍結工法による止水対策の設計・維持管理のための熱水連成FEM解析技術 |
鹿島建設(株)土木設計本部 森川 誠司 |
17:10~17:20 | 閉会の挨拶 | 地盤工学会 会長 三村 衛 |