地盤工学会は,関東・東北・中部・北陸の各支部において地域の地盤に精通した地盤災害の専門家からなる支部調査団と,全国から斜面と堤防の専門家を集めた斜面災害及び堤防調査団からなる合同調査団を直ちに立ち上げ,調査にあたりました。
本調査団では,これまでの豪雨災害に地盤工学会が派遣してきた調査団と同様に,自然斜面や住宅,道路,鉄道等の盛土構造物,ため池などの農林業施設の被害を対象とした調査を実施しました。
その調査内容をまとめた報告書が出来上がりました。
本調査報告が,本学会の会員や研究者,行政の豪雨災害研究の資料となり,防災・減災のための一助となることを願うとともに,被災された地域におかれましては一日も早い復旧・復興がなされることを祈念しております。
・令和元年台風19 号(東日本台風)および10 月末 豪雨災害に関する調査報告書 PDF(60MB)