学会誌公募「数値解析による近接施工時の影響予測」(仮題)2020.9.15〆切
◇募集する下記の特集号に投稿を希望される場合には,A4判縦長の用紙に題目、著者、所属機関、連絡先、内容が理解できる2,000字程度の概要(図表も利用可)を記載のうえ,会誌編集委員会(e-mail: kaishi-genko@jiban.or.jp)宛てにお送りください。
◇投稿者は, 本学会の正・国際・学生会員に限ります。 同一著者(筆頭著者)からの複数の採択はいたしません。
◇概要を審査した後、採用となった著者に改めて原稿作成依頼をいたします。その際に本原稿の締切り期日をご案内いたします。
◇最終的な掲載の可否は,編集委員会にご一任ください。
◇出版計画は随時変更される可能性があります。
(注)特集号公募の「概要原稿」は、オンライン投稿審査システムから投稿しないでください。
- 発行号:2021年2月号(予定)
- テーマ:「数値解析による近接施工時の影響予測」(仮題)
- 概要原稿の締め切り:2020年9月15日
- 趣旨:市街地での地盤改良、開削、シールド施工等、土地の高度利用化に伴い、構造物同士が近接する状況下での施工が増えています。このような近接施工では、施工時の掘削による地盤の緩みや地下水位の変動により既設構造物に影響を与える可能性があることから事前の調査や数値解析による影響予測が重要です。特に大都市では、土地を有効利用するために、地上だけでなく、地下鉄、上下水道、共同溝、地下街や地下駐車場等により地下空間が密集・複雑化していることから、地盤だけでなく近傍の構造物や施工方法等の様々な条件を正確に評価し、高精度な影響予測が求められています。
数値解析は、現象の再現・予測を目的としています。地盤のばらつきの評価や地盤モデルの設定、パラメータの同定などは技術者にゆだねられます。より高精度な影響予測をするために解析モデル、地盤パラメータ、施工方法や施工段階に沿った条件設定などを技術者が適切に判断することが必要となります。
このような背景から、本号では「数値解析による近接施工時の影響予測」と題し、実務的な観点から近接施工における数値解析の適用事例、適用時の着目点や留意点、解析結果と実測値との検証等を紹介することとしました。会員の皆様の積極的なご投稿をお待ちしております。
「地盤工学会誌」編集委員会