貸出用ビデオテープ、16mmフィルム

2000年5月23日更新

1. “The History of Geotechnical Engineering Up Until 1700” by Jean Keriser.

54分。 VHS(英語)
有史以来17世紀までの土質工学の発展を述べたものである。特にエジプトのピラミッドを事例にして,基礎,斜面の安定,地下掘削を説明している。このほか,擁壁や地下水面下での基礎の築造や,中国における締固め工法の事例を紹介している。第11回国際土質基礎工学会議(1985年,サンフランシスコ)での特別講演。

2. “A History of Soil Properties, 1717 to 1927”by Alec W. Skempton.

65分。 VHS(英語)
Coulomb以前の古典的土質力学の時代からTerzaghiに至る近代的土質力学の確立された時代まで,土質工学の分野に貢献した研究者や技術者の功績を紹介している。第11回国際土質基礎工学会議(1985年,サンフランシスコ)での特別講演。

3. “The Last Sixty Years” by Rarph B. Peck

47分。 VHS(英語)
過 去60年間の土質工学の歴史を3期に分けて,土質工学の理論と技術の発展について述べた。すなわち,第1期は1925年~35年でTerzaghiの時 代,第2期,1936年~61年では学問体系をなした時代,第3期,1962年~85年ではコンピューター導入の時代,に分けて土質工学の歴史を述べてい る。第11回国際土質基礎工学会議(1985年,サンフランシスコ)での特別 講演。

4. “Geotechnical Problems of Soft Ground Construction in the Southeast Aisa Region” by Bengt B. Broms.

60分。 VHS(英語)
東 南アジアにおいては非常に軟弱な地盤が広く広がっており,土地不足の折りからその需要が大きくなっている。この十年間には海成軟弱地盤の研究が非常に積極 的に行われてきており,種々の地盤改良工法についても著しいものがある。本講演においては,軟弱地盤の工学的性質に関する研究および現場計測に関する研究 が総括されるとともに,種々の地盤改良法が的確に分類され,その適用について考察が加えられている。国際土質基礎工学会第8回アジア地域会議(1987 年,京都)での特別 講演。

5. “Experience with Nearshore and Offshore Geotechnical Problems” by Gdalyan Wiseman

60分。 VHS(英語)
本 講演においては,地中海東部の海岸,および海洋における土質工学的諸問題を紹介している。まず初めに,2,000年前のシーザーのし世代にヘデロ王により 構築された中国地中海東部海岸の港が紹介される。続いて,50年前にプレキャストコンクリートブロックにより造られた波止場の補強,海岸矢板工の解析,正 規圧密粘土よりなる海底斜面 の安定解析,弱固結性の砂質海岸崖の安定解析等の土質工学的問題が議論されている。海岸水位 の年次上昇に伴う工学的問題点も指摘されている。国際土質基礎工学会第8回アジア地域会議(1987年,京都)での特別 講演。

6. “Kansai International Airport-Construction of Manmade Island” by Akio Nakase.

60分。 VHS(英語)
日 本において種々の人工島が造成されてきたが,関西国際空港島の建設は,その水深の深さ,および,地盤の軟弱さにおいて非常に画期的な事業であるといえる。 本講演においては,関西国際空港島建設に関して,その事業概要,現地地盤状況,設計・施工計画,沈下予測等,貴重な現場データに基づき,計画段階から現段 階に至るまでの工学的問題点が指摘されている。国際土質基礎工学会第8回アジア地域会議(1987年,京都)での特別 講演。

7. “THE RISSA LANDSLIDE-QUICK CLAY IN NORWAY-”

VHS:20分,16mm:24分。 VHS,16mmフィルム(英語)
1978年ノルウェーのポトネン湖岸のリサにおいてクイッククレイの大規模な地すべりが生じた。このテープ(フィルム)は,地すべり被害の状況とその復旧の記録である。被害を受けたのは氷河期末期に堆積した海成粘土が隆起した緩斜面で,何世紀もの間農場となっていた地域であるが,たまたま湖岸で行われた盛土による海成粘土の圧縮破壊が引き金となり,当初の5分間で約1kmの速さでクイッククレイ領域が進行し,ついには33万m2,約500~600万m3の規模の地すべりが生じたものである。

8. 昭和60年地附山地すべり災害の記録
1985 Landslide at Mt Jizukiyama

25分。 VHS,β(日本語,英語)
昭 和60年7月26日に発生した長野県地附山地すべり災害の記録と地すべり対策事業の経過をまとめたフィルムである。大崩落以前の調査中の様子,大崩落発生 中の地盤の挙動,それに伴う建物の破壊の様子,人々の行動の様子,対策事業についてなど,コンパクトにまとまった記録フィルムである。

9. 甦える地附山-地附山地すべり対策事業の記録
The RESURRECT OF MT JIZUKIYAMA-Record of Jizukiyama Landslida Control Project-

34分。 VHS,β(日本語,英語)16mmフィルム(英語)
昭和60年に発生した長野県地附山地すべりの対策事業(事業費150億円)の対策工事の概要を記録したものである。地すべりは,幅500m,長さ700m,流出土砂35万m3もの規模で発生したため,多種,多数の対策工が施工されている。対策工は次のようである。1.排水路工,2.排水ボーリング工,3.集水井工,4.排水トン ネル工,5.深礎杭工,6.アンカー工,7.鋼管杭工,8.のり枠工。そして,地すべりの観測機器として次のような測定機が設置されている。1.伸縮 計,2.地盤傾斜計,3.地下水位 計,4.パイプひずみ計,5.孔内傾斜計。地すべり対策工の種類などを見るためにも格好のテープである。

10. 躍進するNATM

25分。 VHS(日本語)
昭和52年3月日本で初めて施工したニュー・オーストリアン・トンネリング・メソッドの紹介。地山のアーチ作用で孔壁の崩壊を防ぐ方法で,昭和53粘土の土木学会技術賞を受賞した。

11. 大断面NATM(2)

25分。 VHS(日本語)
横浜市三沢上町付近で実施した市街地における大断面ナトムの記録。シルト質泥岩と細砂層の互層をパイロットトンネル併用で掘削方法と計測法を丁寧に紹介。

12. 大断面硬岩NATMに挑む

20分。 VHS(日本語)
地下大空洞(山岳トンネル,地下発電所,石油備蓄タンク等)の掘削技術の紹介。関越トンネル(11010m),山陽自動車道安芸トンネル,石油備蓄タンク(串木野)の新しい施工技術を紹介している。

13. TBM長大トンネルの急速施工総集編

24分。 VHS(日本語)
掘削ビッドを先端に装着した岩盤掘削機TBM(Tunnel Boring Machine)による黒部川新愛本発電所導水路トンネルの施工記録。

14. 大断面加泥シールド「砂礫層に挑む」

29分。 VHS(日本語)
玉石(φ300~500mm)まじり砂礫層に高濃度の泥水を作用させ,大断面のシールドでトンネルを掘った記録。長延長の掘削途中,点検のために深礫工法によりカッターを露出させ,点検する様子も紹介する。

15. 微細な泡が土圧を制する!気泡シールド工法

18分。 VHS(日本語)
シールド工法の一方法。掘削時に切羽前面に微細な泡を注入。気泡のベアリング効果により,排土の流動性・壁面の止水法の向上,付着・摩耗の防止,切羽の安定,作業環境が向上し,設備が小規模で済む等,新工法の紹介。

16. 地下に挑む-シールド工法の変遷-

25分。 VHS(日本語)

手掘式,半機械掘式,泥水加圧式,削土加圧式,加泥式など,シールド工法の原理と実施例を紹介。急曲線部施工,拡幅施工などの特殊な施工例も紹介されている。シールド工法の全体を把握するに適したVTR。

17. 鉄道用大断面シールド

20分。 VHS(日本語)
東京都江東区の軟弱地盤を通るJR京葉線東越中島トンネルの工事記録である。シールドの掘削に伴って遭遇した既設の地中構造物や地表面沈下の防止に対して採用された種々の興味深い対応策が示されている。

18. LPG岩盤地下貯蔵法

20分 VHS(日本語)
LPGの岩盤地下貯蔵法を模式図および室内実験により常温高圧方式および低温常圧方式のそれぞれの特徴,利点および安全性を述べるとともに貯蔵ざサイトに関する地質調査,岩石試験の紹介も行っている。

19. NG地下タンクの建設

20分。 VHS(日本語)
大型LNG地下タンクの建設をするためにLNGを超低温で貯蔵することによる地盤の凍上等の被害を防ぐように行ったヒーターの設置等の設計上の検討および大規模な土質掘削・土留めの施工状況を紹介する。

20. ロックオイルタンクシステム-水封式岩盤内石油類貯蔵法-

19分。 VHS(日本語)
水封式ロックオイルタンクシステムの原理を模型を使って説明するとともにスムーズブラスティングによる地山の掘削量を減少させ,自然景観を損なわない施工法を紹介する。

21. 横浜ベイブリッジの礎「横浜港横断橋」下部工事記録

33分。 VHS(日本語)
横浜港横断橋主脚基礎の工事記録。スケールの大きいケーソンの製作,海上への引出し,運搬,据え付け風景が紹介されている。また,新規開発の土丹層掘削機が海中で稼動する様子が紹介される。

22. PBS工法

20分。 VHS(日本語)
パイル・アンド・ブロックス・ストラクチャー。水中作業をしなくて済む桟橋等の海洋構造物の製作法。海上で打設した杭と既製部材を組み合わせることにより,従来法よりも工期が短縮され,安全性が増した。

23. 長大橋梁の建設-大鳴門橋・岩黒島橋-

28分。 VHS(日本語)
本四架橋の施工法の記録。大鳴門橋では多柱式基礎の製作から中央径間876mのつり橋の架橋の模様を,岩黒島橋ではケーソン基礎の製作から中央径間420m,世界最長の斜長橋の架橋の様子を紹介する。

24. 根入れ式鋼板セル工法

11分。 VHS(日本語)
波浪などの影響を受けやすい置セル式工法の欠点を解消する根入れ式鋼板セル工法の紹介である。直径10m,高さ20mの鋼板セルをバイブロハンマーで打設する施工実験を行い,良好な結果が得られたとしている。

25. 黒部ダム総集編

34分。 VHS(日本語)
黒部第四発電所のアーチ式ドーム越流ダムの竣工まで約7か年の工事記録である。黒四ダムは高さ186m,幅456m,堆積容量160万m3,貯水量2億トン,総発電量25万8千kWである。

26. 御母衣ロックフィルダム (第1部,第2部)

95分。 VHS(日本語)
昭和32年から約4年の歳月を経て造られた,御母衣ダムの全工事経過を収めた記録映画である。御母衣ダムは堤高131m,堤堆積795万m3,有効貯水量3.3億トンのわが国最初の巨大ロックフィルダムである。

27. テクソル工法「連続長繊維による補強土工法」

13分。 VHS(日本語)
砂1m3に対し,240km/本の長さの極細の化学繊維8本を混入・転圧する。これを土構造物に用いると強度が高く,コンクリートの擁壁は必要とせず,自然とよく調和する構造物ができる。発想は木の根からといわれる。

28. 浚渫直後の超軟弱地盤に挑む-中国電力(株)柳井火力発電所地盤改良工事-

29分。 VHS(日本語)
柳井火力発電所建設に伴う埋立直後の超軟弱地盤改良工事について紹介。表層処理固化板~シート,ネット~サンドドレーン,高含水比土の生石灰処理,小口径サンドドレーンによる事前表層改良などの工法を採用した。

29. ケイソイル-新しい土を造る

19分。 VHS(日本語)
科学技術庁,土木学会より表彰された連続地下壁製作の一方法・泥水固化工法の紹介。掘削時に用いた安定液は産業廃棄物として処分される例が多いが,この方法は,原位置で固化し,壁として利用する。

30. 超大型連続地中壁工法

12分。 VHS(日本語)
連続地中壁実験工事の記録。深度160m,幅2.6m,精度1/400の連続地中壁。この工法は軟弱地盤から岩盤・コンクリートまで掘削可能。

31. SSS工法-スリーエス工法

13分。 VHS(日本語)
帝国ホテル新館の地下工事に用いられた連続地中壁工法の紹介である。この連続壁は構造体となるため,掘削精度を高め,また壁体間の継手に工夫がされたこと,土圧,水圧,壁面変位が測定された工事管理に利用されたことが記録されている。

32. 過密都市の鉄道立体交差工事-ゴライヤス式PIPW工法-

18分。 VHS(日本語)
地上交差の多い都市部の鉄道の立体交差工事の紹介である。この地域で仮線路用地がとれないこと,騒音,振動を最小限に止めるため標記の工法が採用され,連続地中壁で在来線を仮受けし,地下掘削によって新線を敷設している。

33. 大深度に挑む-大深度連続地中壁工法-

11分。 VHS(日本語)
大深度ロングウォールドリルによる掘削から鉄筋かごの設置およびドレミー管によるコンクリート打設によるLNG地下タンクの留水壁,本体の山留め,コンクリート型枠の3つの役割をもつ連続地中壁工法の紹介である。

34. コンクリートパイル低公害工法

25分。 VHS(説明なし)
コンクリートパイルの低公害埋込み,打込み工法として,1.中掘径,2.プレボーリング系,3.回転系,4.油圧パイルハンマー系の4種について説明。ナレーションなし。

35. 1977年有珠山噴火に関する記録

20分。 VHS(日本語)
1977年8月7日に噴火した有珠山に関する災害対策のための北海道土木試験所で行われた研究の報告である。降雨による泥流は連続降雨と瞬間最大降雨強度に関係があることが分かり,効果ある対策工が施工された。

36. テキスタイルフォーム工法

21分。 VHS(日本語)
コンクリート打設の際の型枠の話。型枠表面に特殊な布を張り,型枠に小穴を開けておくことにより,従来の方法よりもはるかに表面仕上げの良い,強度の大きい,劣化に耐性のあるコンクリートが打設された様子の紹介。

37. 海底に築く人工山脈

15分。 VHS(日本語)
「湧昇流」を人工的に発生させる海底人工山脈の原理~構築方法の解説。漁場と湧昇流の関係などを美しい画面で分かりやすく紹介。

38. EPS工法

14分。 VHS(日本語)
新しい土木材料である発泡スチロールの特徴とその適用の紹介である。すなわち,発泡スチロールが軽量で,かつある範囲で強度を変化できること,これらの特徴を生かした軟弱地盤上の盛土や擁壁裏込めなどの実施例を紹介している。

39. DCM深層軟弱地盤の改良工法

23分。 VHS(日本語)
港湾海底に堆積する軟弱地盤の改良工法の紹介である。DCM作業船から撹拌機を軟弱層に下ろし,スラリー状の硬化材を噴射・撹拌混合する工法で,施工状況,改良の仕組みがイラストをまじえて解説される。

40. TSTヘドロ処理技術

6分。 VHS(日本語)
有害物質を含んだヘドロなどに,特殊固化材を添加することによって固化し,有効利用を図ろうという技術である。事例として,PCBを含んだ湾内のヘドロ処理の模様が紹介されている。

41. 原位置地盤凍結法による高品質不撹乱非粘性土試料の採取

15分。 VHS(日本語)
凍結法による非粘性土試料のサンプリング方法について紹介。砂礫地盤での高品質の不撹乱試料の採取方法で1985年土質工学会技術賞を受賞した。

42. 山留め観測施工システムT-CAMS

10分。 VHS(日本語)
山留め壁に,土圧計・水圧計・傾斜計などを設置して,工事中計測を行い,コンピューター解析によって設計値と実測値との挙動を比較・検討して,工事管理を有効に行うシステムの紹介である。

43. 港を支える地盤

25分。 VHS(日本語)
運輸省港湾技術研究所土質部の業務内容の紹介で,港の地盤や空港建設に関する研究について述べている。特に,室内土質試験,遠心力載荷試験,杭の横抵抗のモデル試験,実物大舗装の載荷試験について紹介している。

44. 大水深に挑む(MAS-78)

15分。 VHS(日本語)
MAS-78とは海底着座型土質調査機であり,大水深の海底地盤調査を目的として開発されたものである。海上の支援船からの遠隔操作により海底地盤のサンプル採取,水中N値試験を行うことができる。

45. つなみ

20分。 VHS(日本語)
三陸沿岸における津波に関し,過去3回の大津波による災害状況が写真,フィルムを用いて報告され,また津波の発生機構について地震による海底地盤の隆起,沈降に起因する波の発生とその伝播過程における増幅がアニメーションを用いて説明されている。

46. 外海に架ける-関西電力御坊発電所連絡橋下部工事-

13分。 VHS(日本語)
御坊火力発電所は外海上に建設される。人工島築造用の連絡橋の基礎はコンクリート製ケーソンを作成・運搬・設置して構築される。本VTRではこのケーソン設置をメインに,施工工事内容が報告されている。

47. 外海に築く人工島-関西電力御坊発電所埋立工事の記録-

20分。 VHS(日本語)
御坊火力発電所は外海上の人工島に建設される。人工島の埋立には御坊市内から発生する土砂が利用される。本VTRでは,土砂の採掘~運搬用ベルコンの敷設~埋立,に関する計画~施工状況が報告されている。

48. 石炭灰スラリー工法(CAP工法)-白鳥大橋主塔・築島中詰工事-

14分。 VHS(日本語)
白鳥大橋建設に伴う築島中詰め材として用いられた石炭灰スラリー工法の工事記録。石炭灰スラリー工法は石炭灰と火山灰,セメント,海水を混練りしたもので,その特徴と施工手順が解説されている。

49. 未来を担う君達へのメッセージ-現代の土木の世界

28分。 VHS(日本語)
土木施工に従事することの楽しさや喜びを5人の経験年数の異なる方々が,それぞれ現在の立場で語って聞かせてくれる。

50. 泥炭地盤に挑む

18分。 VHS(日本語)
海道の泥炭地盤における道路建設の歴史を当時の8mmフィルムを交えながらまとめるとともに,最新の軟弱地盤対策工(DMM,EPS)の北海道における適用例を紹介。

51. 超軟弱地盤に挑む-東京国際空港沖合展開事業地盤改良工事
Challenging Extremely Soft Ground-Tokyo International Airport Offshore Development Project.

23分。 VHS(日本語,英語)
運輸省で行っている東京国際(羽田)空港の沖合展開事業を地盤改良を主とした設計~施工法を織り込んで分かりやすく紹介している。

52. 人工軟岩-自然の岩盤をつくり出す技術-

18分。 VHS(日本語)
現地で発生する掘削土砂を有効に利用し,これに人工の固結材を加えて,もとの岩盤に極めて近い性質を持つ“人工軟岩”開発の紹介である。すでに,原子力発電所,沖合人工島基礎地盤等へ広く用いられている。1990年土木学会技術開発賞受賞。

53. “ピサの斜塔の現状と修復” by Michele Jamiolkowski

47分。 VHS 日本語,英語の音声多重
ピサの斜塔の建設の歴史,基礎地盤情報,塔の沈下の原因を含めた傾斜の歴史,これから実施されようとしている大規模な保全対策について,最新の情報を含め て非常に興味深い講演をしている。創立50周年国際記念講演会(1999年,東京)での講演。

54. “軟弱地盤中のトンネル工事に伴う地盤工学上の問題と最新の技術-ジュビリー線延長工事の経験から-” by Robert J. Mair

57分。 VHS 日本語,英語の音声多重
最新のトンネル技術について,ロンドンで完成したばかりのジュビリー線延長(JLE)プロジェクトにおける経験に基づいて解説している。創立50周年国際記念講演会(1999年,東京)での講演。

55. “韓国ナクドン河デルタ地盤における工学上の問題” by Sang-Kyu Kim

45分。VHS 日本語,英語の音声多重
デルタ地帯にある基本的四つの異なる地層(堆積順に示せば,砂礫層,砂層,シルト質粘土層および上部砂層)の中で,シルト質粘土層の力学的特性を中心に講演している。創立50周年国際記念講演会(1999年,東京)での講演。

56. “美しい科学技術” 有馬朗人

58分。 VHS(日本語)
科学と技術は,その対称性と破れに美があり,またその美意識には日本人と西欧人に共通のものもあれば違いもある。科学と技術はこれまで電磁学の発展ととも に共存共栄の道を歩んでいる。日本の概念では科学から科学技術そして技術というブレイクスルーの流れがあるように科学と技術の中間に位置する「科学技術」 とは一体何者なのか,を講演している。創立50周年記念式典(1999年,東京)での特別講演。