令和2年度地盤工学貢献賞受賞者

【令和2年度 地盤工学貢献賞】(注:受賞者の所属は応募当時、掲載は応募順)

受賞者 所属 受賞分野 備考
岐阜大学 工学部附属 インフラマネジメント技術研究センター
      
①技術者育成
中部

【受賞理由】 当該センターが実施する社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)養成講座は,インフラの維持管理を体系的に修得する社会人土木技術者専用の講座である。地盤系の講座に関しては,基礎から切土・盛土,斜面,土工構造物などを体系的に集中して学習できる。また,産官の技術者が同時に同じ内容を受講するという特徴だけでなく,産官学で作る外部組織によって,受講内容と受講後における技術者の活躍の場を支援している面も評価できる。人材育成に関して,リカレント教育の一つのモデルとして,これを参考にした土木技術者育成システムが他地域に波及しており,社会的に大きく貢献していると考えられることから,地盤工学貢献賞に認められた。

協同組合 関西地盤環境研究センター
      
①技術者育成
②実験・試験機器の開発や改良
④技術支援
⑤社会的イメージの向上
関西

【受賞理由】 協同組合関西地盤環境研究センターは,技術者育成・技術支援,地盤工学を通じた社会への貢献と地盤工学のイメージ向上に努めてきた。1986年より近畿圏の官公庁技術者を対象とした「電算活用講習会」,「ICT講習会」を開催し,自治体の技術職員研修会も開催している。さらに,「人材活性化フォーラム」,「市民防災フォーラム」を開催し,産学官の技術者の交流,市民への地盤工学の普及に取り組んできた。技術者育成・技術支援,社会的イメージの向上での永年の功績は多大であり,地盤工学貢献賞と認められた。

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