学会誌公募「遠心模型実験の利活用」(仮題)2021.7.10〆切
◇募集する下記の特集号に投稿を希望される場合には,A4判縦長の用紙に題目、著者、所属機関、連絡先、内容が理解できる2,000字程度の概要(図表も利用可)を記載のうえ,会誌編集委員会(e-mail: kaishi-genko@jiban.or.jp)宛てにお送りください。
◇投稿者は, 本学会の正・国際・学生会員に限ります。 同一著者(筆頭著者)からの複数の採択はいたしません。
◇概要を審査した後、採用となった著者に改めて原稿作成依頼をいたします。その際に本原稿の締切り期日をご案内いたします。
◇最終的な掲載の可否は,編集委員会にご一任ください。
◇出版計画は随時変更される可能性があります。
(注)特集号公募の「概要原稿」は、オンライン投稿審査システムから投稿しないでください。
- 発行号:2021年12月号(予定)
- テーマ:「遠心模型実験の利活用」(仮題)
- 概要原稿の締め切り:2021年7月10日
- 趣旨:1869年にフランスの技術者Phillipsによって橋の設計に遠心模型の構想が着手され、1930年代にアメリカ、ロシアで遠心載荷装置が初めて利用されました。
その後、各分野で遠心模型実験を活用した技術開発が行われることとなりますが、日本の地盤工学分野への適用は大阪市立大学が発端となって開始されました。
現在では日本国内において約50の遠心載荷装置が整備されています。
遠心力を利用することで実物の応力状態を再現できること、効率的に研究を推進できることから遠心模型を用いた技術開発が推進されています。
また、加振装置の能力の向上により巨大地震を想定した実験が可能になったことや、降雨装置の開発、遠心場での載荷実験等の遠心模型実験の環境が飛躍的に向上しています。
本号では「遠心模型実験の利活用」と題し、地盤工学分野における河川、鉄道、港湾、道路、埋設管、トンネル、ため池、フィルダム等の遠心模型実験を用いた現場への利活用や適用事例、対策工法の開発、設計手法への適用、遠心場での課題、今後の展望について紹介することとしました。
会員の皆様の積極的なご投稿をお待ちしております。
「地盤工学会誌」編集委員会