学会誌公募「広域3次元地質・地盤情報推定技術の現状」(仮題)2021.12.5〆切
◇募集する下記の特集号に投稿を希望される場合には,A4判縦長の用紙に題目,著者,所属機関,連絡先,内容が理解できる2,000字程度の概要(図表も利用可)を記載のうえ,会誌編集委員会(e-mail: kaishi-genko@jiban.or.jp)宛てにお送りください。
◇投稿者は, 本学会の正・国際・学生会員に限ります。 同一著者(筆頭著者)からの複数の採択はいたしません。
◇概要を審査した後,採用となった著者に改めて原稿作成依頼をいたします。その際に本原稿の締切り期日をご案内いたします。
◇最終的な掲載の可否は,編集委員会にご一任ください。
◇出版計画は随時変更される可能性があります。
(注)特集号公募の「概要原稿」は、オンライン投稿審査システムから投稿しないでください。
- 発行号:2022年5月号(予定)
- テーマ:「広域3次元地質・地盤情報推定技術の現状」(仮題)
- 概要原稿の締め切り:2021年12月5日
- 趣旨: 地質・地盤情報は,建設プロジェクトにおいて計画・設計・施工段階のみならず,施工後の維持管理段階にも地盤エンジニアの工学的判断をサポートする基礎データとして重要な役割を果たしてきました。このような地質・地盤情報を社会全体の公共資産として,そして,国民の安全・安心な暮らしを支えていくための情報資産として,データベースの構築や有効な利活用が積極的に進められ,ここ20年間,国土交通省の「Kunijiban」をはじめ,各自治団体や地盤工学会の各支部,研究所,協議会などが各地域の広域地盤情報データベースを構築・運営しています。
今後,地盤情報データベースの高度な利活用のためには,ボーリングデータなどの地質・地盤調査から得られた点的情報を広域の面的・空間的情報に広げる「広域3次元地質・地盤情報推定技術」の開発が求められると予想されます。さらに,BIM/CIMのような情報化設計・施工技術の導入が進められている現状を踏まえると,広域3次元地質・地盤情報推定技術や可視化の重要性はますます増大していくことと考えられています。
このような背景から,本稿では「広域3次元地質・地盤情報推定技術の現状」と題し,まずは建設産業界や大学,官公庁,学協会における3次元地盤モデリング手法に関する研究開発について事例紹介や研究成果の報告を頂きたく存じます。併せて,3次元地盤モデルを適用することによって,情報化施工や防災・減災を実現した事例についてもご報告をお待ち致します。広域3次元地質・地盤情報推定や可視化に関する課題や今後の技術開発の方向性,展望などについて会員の皆様の見解や提言なども幅広く募集いたします。
会員の皆様の積極的なご投稿及び情報提供をお待ちしております
「地盤工学会誌」編集委員会