2022年度(令和4年度)新設委員会委員の公募(5月6日締切)

公益社団法人 地盤工学会 調査・研究部

調査・研究部は地盤⼯学の発展を視野に,先駆的に克服すべき技術課題,緊急に究明すべき⼯学的課題等様々なテーマについて研究委員会を組織しております。さらにその他,活動資⾦の⼀部または全部を参加機関が分担拠出する公募型研究委員会,他機関から研究委託によって設置される受託研究委員会等を設置し活動しております。研究委員会は会員の自主参加の下に,地盤工学に関するテーマの研究・調査に積極的に取り組み,その成果を会員に還元しようとするもので,重要な学会活動の一つとして位置付けられています。
 今回は,令和4年度に新設する研究委員会の委員を公募いたします。本委員会の活動期間は令和7年3月までの3年間となっています。応募を希望される方は下記要領に従い,5月6日(金)までに地盤工学会・調査・研究部宛にお送りください。なお,応募者は学会個人会員とし,同一年度での応募は各人1委員会に限らせていただきます。

入会手続きは「申し込みと会費納入」が必要です。詳しくはこちらをご覧ください→入会について

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◎委員を公募する委員会テーマと委員会発足の主旨
      海洋・港湾の地盤工学の新展開に関する研究委員会
公募する委員の会務と人数
委員の選定方法

応募方法

◎委員を公募する委員会テーマと委員会発足の主旨
委員会名 : 海洋・港湾の地盤工学の新展開に関する研究委員会
委員長 : 土田 孝 氏(土田地盤工学研究所、広島大学特任教授(非常勤))
活動期間 : 2025年3月までの3年間
応募期限 : 2022年5月6日(金)
主旨  : 海洋開発および港湾に関する地盤工学は、旧名土質工学会が発足以来、中心的な分野のひとつとして大学・国研・民間企業・官庁に所属する多くの会員がこの分野で活発に活動していた。しかし、2000年以降わが国の沿岸域における大規模型開発プロジェクトがおおむね終了したころから新規参加者が減少し、この分野を専門とする会員の退職と高齢化が進む一方、若い世代の会員がきわめて少ない現状にある。
しかし、最近洋上風力発電設備に代表されるように、海洋および沿岸域における新たなプロジェクトと技術課題が現われており、地盤工学会として、この分野を活性化させ若い技術者の参加を促すことが急務であると考える。本委員会の目的は以下のように設定している。
・欧米に対して後れをとっている洋上風力発電の分野における地盤工学上の課題を整理し、種々の活動を通じてキャッチアップの方策について検討する。
・近年の港湾整備事業は、既設の施設の機能強化(増深など)、機能変更(護岸から岸壁など)、更新・補強(耐震補強、劣化対策など)が課題となっており、地盤工学に関連した技術開発が実施されている。また、ODAによる海外事業で国産技術を輸出するなどの試みも進められている。これらの技術に関する情報交換・情報発信を行う。
・海のブルーカーボン事業における地盤工学上の課題を整理し、地盤工学の新たな研究分野として位置付ける。海洋・港湾分野におけるリサイクル地盤材料の現状と課題をまとめ発信する。
・委員会を開催した3年間で、委員会のメンバーが本分野に関する研究論文を地盤工学ジャーナル、Soils and Foundations等に15編以上の発表することを目的とする。
応募方法へ

◎公募する委員の会務と人数
研究委員会は,委員長,(副委員長/幹事長/幹事),事務担当幹事および委員で構成され,このうち委員を公募します。委員の方には,委員会発足後に決められる運営方針に従い調査,研究活動を行っていただくほか,成果の取りまとめ等にも協力していただきますので,実質的な作業負担が伴うことをご承知おきください。なお,委員の中より幹事を選出することもあります。公募人数については,研究テーマに関して会員に資する成果が上げられ,かつ委員会が円滑に運営されて,委員間相互で十分な意思疎通が図れる程度の人数とし,委員長と調整,決定するものとします。

◎委員の選定方法
応募者が多数の場合には,提出された業績に関する資料(応募要領の(7),(8)等)を参考に,原則として調査・研究部が選定いたします。

◎応募方法
下記応募フォームから必要事項を送信してください。期限: 2022年5月6日(金)
新設委員会委員応募フォーム
必要事項リスト
(1)応募する委員会名
(2)氏名
(3)会員番号、手続き中の方は初回の会費納入日を記載してください。
(4)所属・役職
(5)(入会手続き中の方は)年齢
(6)連絡先住所,電話,FAX,E-mail
(7)過去5年間の主な業績(論文または担当業務)
・論文の場合は,著者,タイトル,掲載誌,掲載ページ,発行年月 等
・担当業務の場合は,その概要(プロジュクト名,時期,場所,主な内容等)
(8)過去5年間における地盤工学会における活動内容(委員会,座長等)

◎問合わせ先
地盤工学会 調査・研究部「新設研究委員会委員公募」係
Tel.03-3946-8673, Fax.03-3946-8678
chosaki★jiban.or.jp ★→@