学会誌公募「地下水と地盤工学の現状」(仮題)2022.4.10〆切
◇募集する下記の特集号に投稿を希望される場合には,A4判縦長の用紙に題目,著者,所属機関,連絡先,内容が理解できる2,000字程度の概要(図表も利用可)を記載のうえ,会誌編集委員会(e-mail: kaishi-genko@jiban.or.jp)宛てにお送りください。
◇投稿者は, 本学会の正・国際・学生会員に限ります。 同一著者(筆頭著者)からの複数の採択はいたしません。
◇概要を審査した後,採用となった著者に改めて原稿作成依頼をいたします。その際に本原稿の締切り期日をご案内いたします。
◇最終的な掲載の可否は,編集委員会にご一任ください。
◇出版計画は随時変更される可能性があります。
(注)特集号公募の「概要原稿」は、オンライン投稿審査システムから投稿しないでください。
- 発行号:2022年9月号(予定)
- テーマ:「地下水と地盤工学の現状」(仮題)
- 概要原稿の締め切り:2022年4月10日
- 趣旨: 日本は,かつて地盤沈下の先進国といわれるほど全国各地で地下水位低下に伴う地盤沈下が発生し,法律や条例による取水制限によって地盤沈下が防止され,近年では逆に地下水位が回復したことによる構造物への影響や液状化発生の懸念など新たな問題も発生しています。また,近年の異常気象による集中豪雨により,地下水位に起因する斜面や堤防の安定問題も重要な課題となっています。地下水を水資源と捉えた場合には,地下水汚染問題や塩水化問題といった環境問題も重要な課題です。さらに,地下水を利用した地中熱利用など再生可能エネルギーの開発も活発に行われています。このため,地下水に起因する災害の防止や地下水環境の保全等を行いつつ,水資源として地下水を利用する「持続可能な地下水の保全と利用」が重要な課題となっています。
このような背景から,本号では,「地下水と地盤工学の現状」について広く紹介する特集テーマを企画致しました。地下水に起因する地盤問題や,地中熱利用など再生可能エネルギーの開発に関して,最新の研究・技術開発や課題,今後の展望について紹介していただければと思います。
会員の皆様の積極的なご投稿をお待ちしております。
「地盤工学会誌」編集委員会