●委員会活動費 寄附のご報告
令和4年度から活動を開始いたしました「海洋・港湾の地盤工学の新展開に関する研究委員会」の活動資金として,以下の皆様からご醵金を賜りました。心より感謝申し上げます。
頂戴しましたご醵金は、委員会活動費として無駄なく大切に活用させていただきます。
・令和4年度寄附累計額:750,000円(令和4年12月20日現在)
・寄附者一覧(五十音順 敬称略)
応用地質株式会社
株式会社不動テトラ
五洋建設株式会社
東洋建設株式会社
若築建設株式会社
計5団体
海洋開発および港湾に関する地盤工学は、旧名土質工学会が発足以来、中心的な分野のひとつとして大学・国研・民間企業・官庁に所属する多くの会員がこの分野で活発に活動していた。しかし、2000 年以降わが国の沿岸域における大規模型開発プロジェクトがおおむね終了したころから新規参加者が減少し、この分野を専門とする会員の退職と高齢化が進む一方、若い世代の会員がきわめて少ない現状にある。
しかし、最近洋上風力発電設備に代表されるように、海洋および沿岸域における新たなプロジェクトと技術課題が現われており、地盤工学会として、この分野を活性化させ若い技術者の参加を促すことが急務であると考える。本委員会の目的は以下のように設定している。
・欧米に対して後れをとっている洋上風力発電の分野における地盤工学上の課題を整理し、種々の活動を通じてキャッチアップの方策について検討する。
・近年の港湾整備事業は、既設の施設の機能強化(増深など)、機能変更(護岸から岸壁など)、更新・補 強(耐震補強、劣化対策など)が課題となっており、地盤工学に関連した技術開発が実施されている。また、 ODA による海外事業で国産技術を輸出するなどの試みも進められている。これらの技術に関する情報交換・ 情報発信を行う。
・海のブルーカーボン事業における地盤工学上の課題を整理し、地盤工学の新たな研究分野として位置付ける。海洋・港湾分野におけるリサイクル地盤材料の現状と課題をまとめ発信する。
・委員会を開催した 3 年間で、委員会のメンバーが本分野に関する研究論文を地盤工学ジャーナル、Soils and Foundations 等に 15 編以上の発表することを目的とする。
[活動期間: 2022年度-]
2024年6月版
NO. | 会務 | 氏名 | 所属 |
1 | 委員長 | 土田 孝 | 土田地盤工学研究所・広島大学防災・減災研究センター |
2 | 副委員長 | 菊池 喜昭 | 一般財団法人沿岸技術研究センター |
3 | 副委員長 | 森川 嘉之 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 地盤研究領域 |
4 | 幹事長 | 水野 健太 | 若築建設株式会社 技術研究所(土質・地盤改良グループ) |
5 | 調査部 | 倉知 禎直 | オリエンタル白石株式会社 技術本部 |
6 | 委員 | 田中 洋行 | 北海道大学名誉教授 |
7 | 委員 | 渡部 要一 | 北海道大学大学院 公共政策学連携研究部 公共政策学部門 |
8 | 委員 | 山添 誠隆 | 秋田工業高等専門学校 創造システム工学科 土木・建築系 |
9 | 委員 | 王 海龍 | 東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻 |
10 | 委員 | 岩井 裕正 | 京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻 |
11 | 委員 | 金田 一広 | 千葉工業大学創造工学部都市環境工学科 |
12 | 委員 | 野村 瞬 | 東京海洋大学海洋資源エネルギー学部門 |
13 | 委員 | 吉本 憲正 | 山口大学 大学院創成科学研究科 工学系学域 社会建設工学分野 |
14 | 委員 | 高橋 英紀 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 |
15 | 委員 | 野口 孝俊 | (一財)みなと総合研究財団 |
16 | 委員 | 竹信 正寛 | 国土技術政策総合研究所港湾研究部港湾施設研究室 |
17 | 委員 | 熊谷 隆宏 | 五洋建設株式会社 技術研究所 |
18 | 幹事(テーマ3) | 桑原 拓馬 | 東亜建設工業 東京支店技術部設計課 |
19 | 委員 | 鶴ヶ崎 和博 | 東洋建設株式会社 総合技術研究所 鳴尾研究所 土質研究室 |
20 | 委員 | 河田 晃靖 | 東洋建設株式会社 総合技術研究所 鳴尾研究所 土質研究室 |
21 | 委員 | 鈴木 亮彦 | 不動テトラ株式会社 総合技術研究所 |
22 | 委員 | 嶋村 知久 | 鹿島建設株式会社 土木設計本部 構造設計部 再生可能エネルギー第1グループ |
23 | 委員 | 粟津 進吾 | JFEスチール株式会社 スチール研究所 インフラ建材研究部 |
24 | 委員 | 道野 正嗣 | JFEスチール株式会社 スラグ事業推進センター |
25 | 委員 | 赤司 有三 | 日本製鉄株式会社 スラグ事業・資源化推進部スラグ営業室 |
26 | 委員 | 篠崎 晴彦 | 日本製鉄株式会社 設備・保全技術センター 土木建築技術部 |
27 | 委員 | 穴太 聖哉 | 東京ガス株式会社 グリーンイノベーションカンパニー 浮体式洋上風力開発部 |
28 | 委員 | 柴田 大介 | 日本港湾コンサルタント設計本部 設計一部 |
29 | 幹事(テーマ2) | 北出 圭介 | 中電技術コンサルタント交通・都市本部 沿岸整備部 |
30 | 委員 | 深沢 健 | 三菱商事株式会社 |
31 | 幹事(テーマ1) | 利藤 房男 | 応用地質(株) |
32 | 委員 | 田中 淳 | 基礎地盤コンサルタンツ株式会社 技術本部 技術推進部 |
33 | 委員 | 青山 翔吾 | 基礎地盤コンサルタンツ株式会社 技術本部 地盤・岩盤解析室 |
34 | 委員 | 井上 惠介 | ソイルアンドロックエンジニアリング株式会社 機械部 |
35 | 委員 | 田口 衛 | 応用地質株式会社 エネルギー事業部 |
36 | 委員 | 小野 正樹 | 応用地質株式会社 コアラボ試験センター |
37 | 委員 | 川井 康右 | 川崎地質株式会社海洋・エネルギー事業部 地盤部 |
38 | 委員 | 吉泉 直樹 | 川崎地質株式会社関東支社ジオラボグループ |
39 | 委員 | 竹原 和夫 | JIPテクノサイエンス株式会社 |
40 | 委員 | 星 将太 | 株式会社JERA |
41 | 委員 | 山本 延隆 | Kaiyo Geomechanics |