令和元年度 第22回 事業企画賞表彰

◆第22回 事業企画賞表彰◆

令和元年度事業企画賞表彰者が、令和2年3月13日の理事会において決定し、令和2年6月5日の第62回通常総会で授与しました。

表彰業績名 表彰対象者
平成30年7月岐阜豪雨災害合同調査団の活動         公益社団法人地盤工学会中部支部 中部支部災害緊急調査団(7月岐阜豪雨災害調査団 団長 沢田和秀)

●授賞理由:

 本取組は,豪雨災害に関する調査,取りまとめ,報告を,国・自治体機関,他学協会と広く連携し,多角的かつ機動的に推進したものである。必ずしも運用・実践が容易でない災害時協定に関して,本件では,平成30年3月の締結から間もなくのタイミングで実践にあたった点が,評価として特筆できる。また,学術的に価値ある災害報告をまとめあげる過程において,関係機関間での連携,減災や復旧対策の重要性を積極的に推進・共有し,意識醸成を図ったことがうかがい知れる。災害調査で重要視される現地乗り込みや報告会開催の迅速性,および事業企画としての独自性・唯一性については改善余地が見出されるものの,上記理由により事業企画賞受賞にあたるものと判断する。

大阪府北部地震に対する災害調査速報会および平成30年7月豪雨に対する
災害調査速報会

公益社団法人地盤工学会関西支部 大阪府北部地震に対する災害調査団および平成30年7月豪雨に対する災害調査団

●授賞理由:

 本件は,災害調査に関わるもので,調査の初動から公表までの迅速性を重視した取り組みとして,成果をあげたものである。関西地域での近年の調査活動経験も礎に,他学会との連携や一般市民への公表も含め,迅速かつ組織的に活動を推進した点が,高い評価につながる。特に,被災種別ごとに体系化され,全貌解明から減災検討までを含めた調査・報告内容は,災害調査活動の一つの垂範になりうるものといえる。比較的規模の大きな支部による速報会に限定した内容には,充実度と特筆性に欠けるとの見方はできるものの,上記理由により事業企画賞に値するものと判断する。