【終了】平成26年度新設委員会委員の公募(全国電子地盤図の拡張と運用に関する研究委員会)

公益社団法人 地盤工学会 調査・研究部

調査・研究部が運営する委員会には,毎年定期的に新設される研究委員会と先駆的テーマに関する委員会設置の検討を行う調査委員会のほかに,活動資金の一部または全部を参加機関が分担拠出する公募型委員会,他機関から研究委託によって設置される受託委員会,重点課題について研究企画小委員会から不定期に企画・設置される研究小委員会等があります。研究委員会は会員の自主参加の下に,地盤工学に関するテーマの研究・調査に積極的に取り組み,その成果を会員に還元しようとするもので,重要な学会活動の一つとして位置付けられています。
 今回は,平成26年度に新設する研究委員会の委員を公募いたします。活動期間は平成29年3月までの3年間となっています。応募を希望される方は下記要領に従い,5月30日(金)までに地盤工学会・調査・研究部宛にお送りください。なお,応募者は本学会個人会員に限らせていただきます。

委員会テーマ:全国電子地盤図の拡張と運用に関する研究委員会
委員長:村上 哲 (茨城大学)

主 旨:地盤工学会では,平成18~22年度科学技術振興調整費課題「統合化地下構造データベースの構築」の中で,表層地盤情報(地盤データベース)の連係に関する研究に取り組み,各地区の連携の手段として,「全国電子地盤図システム」を提起・開発した。これは各地区において独自にデジタル化された地盤情報を利用し,250mメッシュ単位で地盤モデルを全国統一仕様で作成し,それらを統合化した電子地盤図で利活用していこうというものである。さらに,平成23年度~25年度には「全国電子地盤図の作成と利用に関する研究委員会」において,対象地域を34都市までに拡大し,インターネットを介して全国電子地盤図として広く情報提供している。
本研究委員会は,これまでの活動を継承し,各地区の電子地盤図作成を推進する母体となると同時に,今後の全国電子地盤図の拡張と運用に関わる課題に対して以下の達成目標に取り組むものである。

達成目標:
 1.普遍性および一般性を有する電子地盤図への展開とそのためのモデル化技術の向上
 2.持続可能性を有する全国電子地盤図の作成から公開、管理、活用といった一連のプロセスにおける運用方法の確立

公募する委員の会務と人数
研究委員会は,委員長,(副委員長/幹事長/幹事),事務担当幹事および委員で構成され,このうち委員を公募します。委員の方には,委員会発足後に決められる運営方針に従い調査,研究活動を行っていただくほか,成果の取りまとめ等にも協力していただきますので,実質的な作業負担が伴うことをご承知おきください。なお,委員の中より幹事を選出することもあります。公募人数については,研究テーマに関して会員に資する成果が上げられ,かつ委員会が円滑に運営されて,委員間相互で十分な意思疎通が図れる程度の人数とし,委員長と調整,決定するものとします。

委員の選定方法
応募者が多数の場合には,提出された業績に関する資料(応募要領の(7),(8)等)を参考に,原則として調査・研究部が選定いたします。

応募方法
以下の項目をご記入いただき,申込み先メールアドレスへ送付してください。期限:5月30日(金)
 (1)応募する委員会名,(2)氏名,(3)会員番号,(4)所属・役職,(5)生年月日,(6)連絡先住所,電話,FAX,E-mail,
 (7)過去5年間の主な業績(論文または担当業務,別紙を添付して下さい。),
 (8)過去5年間における地盤工学会における活動内容(委員会,座長等,別紙を添付して下さい。)

参加資格:地盤工学会個人会員(入会手続き中を含む)に限ります。
※入会方法は「入会について」ページをご覧ください。

申込み・問合わせ先
 地盤工学会 「新設委員会委員公募」係
  FAX 03-3946-8678,TEL 03-3946-8673
  E-mail: chosaki@jiban.or.jp