11月20日開催「2024年度第1回 宅地地盤の評価に関する最近の知見講習会 『令和6年能登半島地震による宅地地盤の被害等から得られた知見・教訓』」

主催公益社団法人地盤工学会
共催(予定):一般社団法人地盤品質判定士会
後援(予定):一般社団法人全国地質調査業協会連合会,一般社団法人地盤保証検査協会,NPO住宅地盤品質協会,一般社団法人日本建築学会,一般社団法人建設コンサルタンツ協会,公益社団法人土木学会,一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会,公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会,一般社団法人全国住宅技術品質協会

 2024年1月1日に発生した能登半島地震により,石川県,富山県,新潟県等において,液状化や盛土造成地の崩落などの甚大な宅地被害が発生しました。特に石川県及び新潟県の砂丘背後の宅地においては,液状化による側方流動が10km以上にわたって発生し,宅地地盤が数m以上も水平移動している箇所もみられました。また,石川県では,谷埋め型の宅地盛土や腹付け型の盛土等が崩落する被害も複数発生しました。現在,国や地方公共団体等において,被災宅地の復旧・復興に向けて検討が進められています。
 地震時における宅地地盤の安定性等について,限られた情報の中で的確に把握・評価するためには,携わる技術者が地盤工学に関する高度な専門知識と技術者倫理を有するだけでなく,今回の能登半島地震よる宅地被害の特徴や再度災害防止対策の考え方など,新しい知見を常に得る必要があります。
そこで,公益社団法人地盤工学会では,一般社団法人地盤品質判定士会と連携して,2024年度第1回 宅地地盤の評価に関する最近の知見講習会『令和6年能登半島地震による宅地地盤の被害等から得られた知見・教訓』を企画いたしました。本講習会では,令和6年能登半島地震による宅地地盤の被害等を踏まえて,過去の地震による被害との比較,宅地復旧・復興に関わる支援事業の概要,及び安全安心な宅地地盤・盛土等を目指して,効果的な調査・対策・施工等に関わる知見についての話題を提供します。皆さま,奮ってご参加ください。なお,本講習会はZoomウェビナーによるオンラインで行います。

G-CPDポイント:6.0
日  時令和 6年11月20日(水)9:201700
会場・形式:Zoomウェビナーによるオンライン開催
会  費:会員12,000円 非会員18,000円 共催・後援団体会員 16,000円(共に消費税を含む)
      ※地盤工学会の特別会員(法人・団体会員)の特典による会員価格での参加人数は,会員の特典」案内ページをご参照ください。
配布資料:本講習会のために講師の方が作成する説明資料をpdfで提供します。
定  員:なし
内容・講師

時 間 内 容 講 師
9:20~10:20
(60min)
 宅地地盤の被害の概要と過去の地震による被害との比較 安田 進
【東京電機大学 名誉教授】
10:30~11:30
(60min)
 被災宅地の復旧・復興に関わる支援事業の概要 奥山 悠木
【国土交通省都市局】
11:30~12:30 昼休憩
12:30~13:30
(60min)
 宅地地盤の調査・評価等に関わる知見 大島 昭彦
【大阪公立大学】
13:40~14:40 (60min)  宅地地盤の復旧・事前対策等に関わる知見 橋本 隆雄
【国士舘大学】
14:50~15:50
(60min)
 盛土施工の技術基準・管理等に関わる知見 森田 晃司
【(株)大林組】
16:00~17:00
(60min)
 宅地地盤の品質確保のために知っておきたい技術的視点 森 友宏
【前橋工科大学】

※録画録音、参加URLの無断共有は固く禁止させていただきます。

申込方法:下記URLの「ウェビナー登録」から必要事項を入力してお申込ください。
     折り返しウェビナー参加に必要な情報が届きます。
     ※同じメールアドレスで複数の受講者分を申し込むことはできません。
【受講申込(zoomウェビナー事前登録)】
 

申込〆切: 開催日の5営業日前まで

講習会参加料のお支払い・入金期限についてはこちらでご確認いただけます。
     https://www.jiban.or.jp/?page_id=18763

■地盤工学会講習会係 kosyukaijiban.or.jp(◆を@にして送信ください)