2009年Morakot台風による台湾の被害調査に対する災害緊急調査団派遣の決定

1.調査目的
本年8月7日に台湾南部を襲ったMorakot台風では,斜面崩壊,土石流が頻発し,約700名犠牲者が発生した。
また,1999年の集集地震で斜面崩壊が発生した地区ではさらにこの台風で崩壊が進んだとのことである。
これらの被害調査を現地で行うと同時に,台湾の地盤工学会と豪雨,地震時の斜面崩壊・土石流に関する今後の研究協力方法を検討するために,調査団を派遣する。(平成21年10月22日派遣決定)
 
2.調査団メンバー 

団長 安田 進 東京電機大学
副団長 北村良介 鹿児島大学
団員 岩佐直人 日鐵住金建材
団員 酒匂一成 立命館大学
団員 塚本良道 東京理科大学
団員 吉嶺充俊 首都大学東京

  
3.調査日程
11月13日(金)日本発,高雄泊
11月14日(土)~16日(火)現地調査
  14日:Chi-San River and Lao-Nong River,高雄泊
  15日:Ali mountain,台中泊
  16日:Route 21 highway,台中泊
11月17日(火)台北で台湾の地盤工学会と今後の協力方法に関する討議
11月18日(水)日本着
 
4.台湾側での受け入れ者 
Wei F. Lee Ph. D.,
Associate Research Professor
Office of Research & Development
National Taiwan University of Science and Technology
 
5.報告書
 ◆ 2009 年Morakot 台風による台湾の被害調査に対する災害緊急調査団報告書(8MB)

会員からの報告