土木学会・地盤工学会・日本応用地質学会・日本地すべり学会 合同緊急調査団
平成25年10月16日未明に伊豆大島で発生した土砂災害は多くの人命を奪い、大きな物的被害をもたらしました。土木学会・地盤工学会・日本応用地質学会・日本地すべり学会の四学会は、この災害を学術面から調査し、災害発生の要因・メカニズムに関する貴重な知見・教訓を得て、復旧・復興や今後の災害に対する被害の軽減に活用されることを目的に、四学会合同で調査団を派遣しました。下記のとおり報告会を開催いたしますので、多くの皆様に、ご参加いただきますよう案内申し上げます。
記
日時:平成26年1月23日(木)13時~17時
会場:公益社団法人 地盤工学会 大会議室(東京都文京区千石4-38-2)
アクセスはこちら
会費:無料(会員、非会員ともに)
定員:70名(事前の申し込みは不要です。当日、先着順に受付させていただきます。)
G-CPDポイント:4.0(予定)
プログラム(敬称略)
12:45- 受付
13:00-13:05 開会挨拶(橋本 鋼太郎 土木学会会長)
(各発表:10分)
13:05-14:45 被災状況1
・被災の全体像および調査団について(後藤 聡 四学会合同調査団団長、山梨大学)
・伊豆大島における災害史と自然(千葉 達朗 アジア航測)
・気象状況(鼎 信次郎 東京工業大学)
・崩壊・泥流発生のタイミング(井口 隆 防災科学技術研究所)
<質疑10分>
・表層崩壊の発生状況(櫻井 正明 山地防災研究所)
・崩壊土砂の地盤工学的特性(若井 明彦 群馬大学)
・土砂・洪水流出特性(竹林 洋史 京都大学防災研究所)
・砂防施設の役割と課題(江頭 進治 土木研究所)
<質疑10分>
休憩:15分
15:00-16:10 被災状況2
・流木の生産・流出特性(田中 規夫 埼玉大学)
・家屋等の被災特性(二瓶 泰雄 東京理科大学)
・土木構造物等の被害特性(内村 太郎 東京大学)
・災害廃棄物(稲垣 秀輝 環境地質)
・災害対応・復旧・復興(畑山 満則 京都大学防災研究所)
・自衛隊の対応(香月 智 防衛大学校)
<質疑10分>
16:10-16:55 総括
・表層崩壊の発生メカニズム(稲垣 秀輝 環境地質)
・泥流・流木の流下メカニズム(清水 義彦 群馬大学)
・今後の災害に対する被害の軽減・提言(後藤 聡 山梨大学)
・質疑応答
16:55-17:00 閉会の挨拶(清水 義彦 四学会合同調査団副団長、群馬大学)
なお、本報告会は建設系CPD協議会の認定プログラムです。(手続き中)
問い合わせ先:山梨大学大学院医学工学総合研究部 後藤 聡
E-mail: goto@yamanashi.ac.jp