平成27年4月25日にネパール中部を震源とする地震(Mw7.8)が発生し、地盤工学会では、土木学会、日本地震工学会との合同調査団を現地に派遣し、調査を行いました。
このたび下記のとおり報告会を開催しますので案内申し上げます。
既に5月13日には土木学会にて速報会が行われましたが,今回の報告会では地盤災害や軟弱地盤に起因する災害を中心にその後の検討やデータを追加し,またネパールの地質やカトマンズの地盤特性も含む内容の報告をいたします。
■主催:(公社)地盤工学会
■後援:(公社)日本地震工学会,(公社)土木学会
■開催要領
日 時:平成27年6月1日(月) 15:00~17:00
場 所:2会場を中継して同時開催いたします
(通信状況により、他会場の報告が視聴しづらい場合がありますこと、あらかじめご了承ください)
<東京会場>地盤工学会 地下大会議室 (東京都文京区千石4-38-2)
*会場アクセスはこちら*
<松山会場>愛媛大学 総合情報メディアセンター メディアホール(愛媛県松山市文京町3)
*会場アクセスはこちら*
定 員:東京会場80名,松山会場80名(満席の場合は立ち見となります)
参加費:無料 ※資料の配布はありません(ホームページ公開は未定)。
■プログラム(※題目は仮題)
1.開会の挨拶 災害連絡会議・幹事長 岡村未対 <松山会場>
2.災害調査報告 <松山会場>
(1)ネパールの地質,地形,過去の地震,今回の地震の概要
ネトラ・バンダリ(愛媛大准教授)
(2)地盤の液状化
岡村 未対(愛媛大学教授)
(3)地盤の振動特性と構造物被害
森 伸一郎(愛媛大学准教授)
3.災害調査報告 <東京会場>
(4)高速道路の被害
ハザリカ・へマンタ(九州大学教授)
(5)山間部の被害
Gabriele Chiaro(東京大学生産技術研究所研究員)
(6)地すべり
福岡 浩(新潟大学教授)
4.質疑応答 <東京会場・松山会場>
5.閉会の挨拶 ATC3国内委員会幹事長・ハザリカ・へマンタ <東京会場>
■参加申し込み方法
事前申し込みはいたしませんので、直接会場にお越しください。
(座席は先着順となります)
■お問合せ先
(公社)地盤工学会 事務局 総務・出版事業チーム 新田
E-mail:saigai★jiban.or.jp (★を@にかえて送信してください)
〒112-0011 東京都文京区千石4-38-2
TEL:03-3946-8677 FAX:03-3946-8678