平成30 年4 月11 日未明、大分県中津市耶馬渓町で大規模な斜面崩壊が発生しました。この崩壊は、 人、家屋,公共施設等々に甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方へ深い哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
災害を引き起こす外力の明確な変動のない中で発生した斜面崩壊、それに伴った土砂災害の学術的、社会的重要性を鑑み、(公社)地盤工学会では、昨年度結成された「平成29年7月九州北部豪雨地盤災害調査団(団長:安福規之 九州大学教授)」から先遣調査隊のメンバーを編成し、事後の災害対策に資する現象の解明および関係機関に対する学術的助言等を行うために、被災地域での現地調査、分析、資料の収集等の活動を行ってまいりました。
このたび調査結果がまとまりましたので、報告書を公開いたしますとともに、下記の要領で報告会を開催いたします。
報告書 平成30年4月中津市耶馬渓町金吉梶ケ原地区における斜面崩壊と今後の問題点(平成30年7月)(PDF 10.6MB)
【報告会】
第53回地盤工学研究発表会
緊急災害調査報告セッション1(一般公開)
報告書 平成30 年4 月11 日未明に生じた耶馬渓斜面崩壊地現地調査実施の報告(平成30年5月)(PDF 1.51MB)