平成26年度事業企画賞表彰者が、平成27年3月13日の理事会において決定し、平成27年6月11日の第57回通常総会で授与しました。
表彰業績名 | 表彰対象者 |
オンデマンド講習会事業 | 技術普及委員会 岸田 隆夫、渡邉 康司 |
●授賞理由: 学会の財政が厳しい状況にあり、学会として新規事業を実現することが困難な状況にある中、本事業は既存の制度を見直したうえで、利便性を向上させ大幅なコスト削減を可能とした。オンデマンド講習会の受講者数が大幅に増加したことに裏付けられるように、学会の安定した収益の確保に貢献することが期待される。また、本講習会事業は、ライブの講習会に参加できない方にも講習会を受講する機会を提供するため、継続教育の観点からも本講習会を有効に活用することは有益であると思われる。さらに、本講習会を支部講習会に活用することで、支部への情報発信の強化や本部-支部間の情報格差の解消に貢献するものと考えられる。 |
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地盤工学会関東支部10周年記念事業 OHYA UNDERGROUND SYMPOSIUM ~地下があるから、できること~ |
西村 友良,喜内 敏夫,佐藤 大地,志賀 徹,陣内 雄次,神谷良範,宇賀神 勤, 斉藤 達哉,清木 隆文 |
●授賞理由: 大谷石の地下採石場跡地を利用したユニークなシンポジウムで,町おこしのために地盤工学をうまく利用した企画という観点から面白い。また,地下空間の新しい利用法について考えるという点で,地盤工学的にも有意義である。シンポジウムの参加者も200名を超えており,他機関と共同で開催している点や,様々な情報メディアにも取り上げられたという点において,学会の広報活動としても貢献度が高い事業であった。さらに関東支部10周年記念事業としてのタイミングもよかった。 |
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中部支部 地盤調査ボーリング作業~ 室内土質試験見学会 |
地盤工学に関するセミナー運営委員会(代表:張 鋒),中部地質 調査業協会,中部土質試験協同組合 |
●授賞理由: 地盤調査や室内試験は,土構造物の設計や品質管理には必要なものであり,「団塊世代の定年退職に直面」していることもあり,若手や中堅への熟練技術伝承は不可欠である。このような 背景から,調査・試験の基礎から学べる見学会は有意義なプログラムである。 また,地盤工学分野の活性化に対しても有益であり,開催時期も適切であったと思います。参加対象者も関連団体との連携を意識したものであり,地盤工学会の広報にも寄与できています。 |