平成30年9月6日に北海道で発生しました地震に対しまして、 地盤工学会では北海道支部を中心に「平成30年北海道胆振東部地震による地盤災害調査団(石川達也団長)」 を組織して調査活動を開始しております。 同日に開催する「第2回平成30年7月豪雨による地盤災害調査報告会」に先立ち、以下の要領で初動調査の緊急報告会を開催いたします。
「平成30年北海道胆振東部地震による地盤災害緊急報告会」
日時:平成30年9月12日(水) 12:00~12:50(開場:11:00~)
主催:地盤工学会 共催:土木学会
会場:日本大学 駿河台キャンパス 理工学部8号館 5階851教室
(〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-5-2)
内容:
・地震概要・全体被害概要
・清田区里塚造成宅地での液状化・陥没被害
平成30年北海道胆振東部地震による地盤災害調査団
団長 石川達也(北海道大学) <資料>
・厚真町の広範囲・大規模斜面崩壊
団員 川尻俊三(北見工業大学)<資料>
なお、地盤工学会調査団では、札幌市清田地区等の液状化被害の調査にあたり、土木学会経由で札幌市担当者から下記の連絡を受け、それを遵守して調査をしております。
・札幌市清田での液状化の被害が大きく報道されており、マスコミも 含めて注目を集めている現場ですので、慎重な対応が必要である。
・円滑な復旧工事のため、市の担当者が同行しない単独での立ち入りは 遠慮いただきたい。
・調査結果を公表される際には、周辺の住宅、住民生活などのプライバシーに最大限配慮していただきたい。
会員各位におかれましても、ご留意下さい。