入会案内 学会の行事・活動 書籍購入・講習会参加 書籍キャンペーン情報 会誌・論文への投稿 会員向けページ 出前授業・共催・広告・会告 電子図書室 学会誌等バックナンバー お役立ちリンク 地盤情報の現状と将来,地盤工学会の役割を語るシンポジウム-参加募集-

主催:本部 時期:2012/11/14 開催地:東京 担当部署:調査・研究部
主催委員会:全国電子地盤図の作成と利用に関する研究委員会
      ATC10(Urban Geo-informatics)国内委員会

地盤工学会では平成18~22年度に科学技術振興調整費〔重要課題解決型研究〕の補助を得て「表層地盤に関する地盤データの連携に関する研究」に取り組み,地域間連携等の手段として「全国電子地盤図システム」を提起し,研究開発を行ってきました(学会ホームページに報告書を掲載)。この地盤情報システムは各地域が独自の地盤データ収集方法や整理方法を有していること等の課題に対して,デジタル化された地盤データを利用して250mメッシュで全国の地盤モデルを同じ方式で作成することによって地域の地盤情報を連携しようとする構想です。現時点で,各支部の地盤を代表して9都市部の電子地盤図を作成し,学会ホームページよりWeb上で公開しており,これまでに約6万回ものアクセスを得ています(多くの方が全国で閲覧)。この活動は,平成23年度からは「全国電子地盤図の作成と利用に関する研究委員会」に引き継ぎ,更なる全国展開と利活用の拡大に取り組んでいます。また,この活動とも呼応するように,各支部地域においては地盤情報データベースの地域的整備(体制づくり)が組織的に進められています。
このように,地盤情報に関わる活動が全国的に進展しその環境が急速に整備される中で,公益社団法人として地盤工学会が今後,地盤情報に対してどのような役割を果たすべきか,その方向と体制を定める時期にあると考えます。本シンポジウムは,学会会長をはじめ学会執行部・事務局,関係委員,学会会員および一般の方々の参加を得て,その役割と進む方向を模索し議論する場として開催するものです。ぜひ多くの皆様方のご参加をお待ちしております。

日   時:平成24年11月14日(水) 13:00-17:00
場   所:地盤工学会 地階大会議室(東京都文京区千石4-38-2)
定   員:80名
参 加 費:1000円程度を予定(資料代含む)
G-CPDポイント:4.0

申込み方法:
先着順で受け付けます。下記申込フォーム(10/15公開予定)よりお申込みください。定員に達したときには折り返しご連絡いたします。
E-mail等で申し込む場合は,1.参加者氏名,2.参加者氏名ふりがな,3.会員種別,4.会員番号,5.連絡先Emailアドレス,6.連絡先電話番号,を明記のうえ、下記までご連絡ください。

申込フォームはこちら 事前申込は終了いたしました。主催委員会委員の方は申込は不要です。

空席はまだございます。参加をご希望の方は、当日会場までお越しいただければ幸いです。

プログラム(予定)

12:30~13:00 受付

司会:若林 亮(イー・アール・エス)

13:00~13:05 開会挨拶 末岡 徹(地盤工学会長)

13:05~14:00 第1部 地盤情報データベースの現状

話題提供(1) 全国の地盤情報データベースの整備状況 ————山本浩司(地域地盤環境研究所)
話題提供(2) 統合化地下構造データベースの構築—————–大井昌弘(防災科学技術研究所)

14:00~15:00 第2部 全国電子地盤図の作成と利用

話題提供(3) 全国電子地盤図とその作成状況———————村上 哲(茨城大学)
話題提供(4) 全国電子地盤図の活用事例———————— 安田 進(東京電機大学)

15:00~15:15 休息

15:15~16:55 第3部 全体ディスカッション

司会:三村 衛(京都大学)
 

テーマ:「地盤情報に地盤工学会が果たすべき役割と将来の体制」
討議者:地盤工学会(会長ほか),研究委員会(委員長ほか),会員・一般参加者
1)指名発言:各分野における全国電子地盤図への期待
2)全体ディスカッション
3)司会者 総括

16:55~17:00 閉会挨拶 京谷孝史(地盤工学会調査・研究部長)

問合せ先:
公益社団法人 地盤工学会 調査研究・基準グループ
「地盤情報シンポジウム」係
住所:〒112-0011 東京都文京区千石4丁目38番2号
電話:03-3946-8673 FAX:03-3946-8678
E-mail:chosaki@jiban.or.jp