平成27年9月の台風17 号・18 号の豪雨により関東・東北地域において、鬼怒川及び渋井川の堤防決壊による甚大な水害のほか、地すべり等の災害が広域にわたり発生しました。
亡くなられた方へ深い哀悼の意を表しますとともに、また被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
【概 要】
地盤工学会と土木学会は、地盤工学・水工学等の学術的観点から、今次の甚大な災害の発生メカニズム、住民の避難行動について現地調査による情報収集と解析をするため、地盤工学、水工学等の専門家による合同調査団(団長:山田正、中央大学教授)を発足させました。
【これまでの調査状況】
○9 月13 日に、地盤工学会は土木学会と連携して、山田正(中央大学教授)をリーダーとして地盤工学、水工学の専門家による鬼怒川の決壊箇所及びその周辺における初動調査を実施。
○土木学会水工学委員会は、関東グループ(団長:山田正、中央大学教授)と東北グループ(団長:田中仁、東北大学教授)に分けた先遣調査団を結成し、現地調査を継続的に実施中。
・土木学会水工学委員会水害対策小委員会
(土木学会水工学委員会水害対策小委員会 公式facebookにリンク)
https://www.facebook.com/JSCEsuigai?ref=profile
【合同調査団の構成】
○合同調査団は、土木学会水工学委員会の先遣調査団(関東グループと東北グループ)をコアメンバーとして、土木学会地盤工学委員会、関東支部、東北支部、地盤工学会及び日本地すべり学会関東支部の専門家から構成されます。
○合同調査団は、被災地が広域であるため関東グループ(団長:山田正、中央大学教授)と東北グループ(団長:田中仁、東北大学教授)に分かれ、調査を実施します。
○合同調査団のメンバーは以下の通りです。なお、今後の調査に状況によりメンバーを変更することがあります。
◎2015 年関東・東北豪雨災害 土木学会・地盤工学会合同調査団メンバー(PDF 98KB)
【今後の予定】
○現地調査は、災害現場の復旧状況に配慮しつつ、地盤工学と水工学の専門家が合同でグループに分かれ機動的に実施する予定です。
○合同調査団の調査結果については、報告会やホームページ等で適宜公表致します。
【問い合わせ先】
■本件に関する問合せ先
公益社団法人 地盤工学会 事務局長 松本 雅樹
TEL:03-3946-8677, FAX:03-3946-8678
matsumoto★@jiban.or.jp (★を@に置きかえてください)
公益社団法人 土木学会 研究事業課 工藤 修裕
TEL:03-3355-3559, FAX:03-5379-0125
kudo★jsce.or.jp (★を@に置きかえてください)