WG1:TC182国内専門委員会

業務

本委員会における活動内容は,ISO/TC 182 Geotechnics(地盤工学)の国内ミラー委員会としての活動であり,具体的には下記の通りです。

  1. ISO/TC 182における規格案の審議,会議参加
  2. 日本提案のISO規格案の作成,審議,提案
  3. ISO/TC 182とCEN/TC 341(Geotechnical Investigation and Testing)との間でウィーン協定が適用されるCEN規格案の審議及び,会議参加
  4. ISO/TC 182への提案が予想されるCEN/TC 288(Execution of Special Geotechnical Works)によるCEN規格案の検討及び会議参加,特にCEN/TC 288/WG 10(Deep Soil Mixing)およびTC288/WG11(Deep Drainage)の地盤改良工法については,CENの標準化作業に日本が積極的に関与しており,日本からISO/TC 182に対してNWI(新業務項目)として提案し,これを扱うTC 182のSC(分科会)の事務局を日本が引き受けることを目指した活動を行う。
  5. ISO/TC 182への提案が予想されるCEN/TC 250/SC 7(Geotechnical Design)によるCEN規格案の情報収集,検討及び会議参加。
活動期間
ISO/TC 182の活動が終了するまでの間。

審議状況

委員(2024年度)

会 務 氏 名 所属先
委員長 木幡 行宏 室蘭工業大学大学院
委 員 岩崎 好規 地域地盤環境研究所
委 員 菊池 喜昭 一般財団法人沿岸技術研究センター
委 員 北誥 昌樹 北誥ジオテクニクス
委 員 神田 政幸 公益財団法人鉄道総合技術研究所
委 員 小松 満 岡山大学大学院
委 員 進士 喜英 川崎地質株式会社
委 員 先名 重樹 国立研究開発法人防災科学技術研究所
委 員 田中 洋行 元北海道大学大学院
委 員 豊田 浩史 長岡技術科学大学大学院
委 員 原 隆史 富山大学
委 員 細谷 真一 大日本ダイヤコンサルタント株式会社
委 員 宮田 喜壽 防衛大学校
委 員 山田 浩 日特建設株式会社

TC 182 Geotechnics (地盤工学)について

※2018年11月27日確認 最新情報はISOのウェブサイトでご覧いただけます。

Scope

Standardization of geotechnical aspects in the field of building and civil engineering, including (related) properties of soil and rock.

Secretariat : BSI(イギリス)
Secretary: Mr Stephen Read
Chairperson (until end 2020):
Dr John Powell

Structure

ISO/TC 182/WG 1   Identification and classification of soil and rock (土の岩の判別と分類)
ISO/TC 182/WG 2  Monitoring in Geotechnical Engineering (地盤工学におけるモニタリング)
ISO/TC 182/WG 3  Testing of ground anchors (グラウンドアンカー試験)
ISO/TC 182/WG 4  Drilling and sampling methods and groundwater measurements(ボーリング、サンプリングと地下水の測定)
ISO/TC 182/WG 5  Geotechnical field vane test
ISO/TC 182/WG 6  Borehole dynamic probing
ISO/TC 182/WG 7  Cone and piezocone penetration tests
ISO/TC 182/WG 8  Borehole expansion tests

CENリード

ウィーン協定により、CEN/TC 341(Geotechnical Investigation and Testing)と平行して規格化作業が行われています.
CENリードの規格はCEN/TC 341で審議されています。CEN/TC 341での審議には日本からもISOのオブザーバとして参加しています。