本委員会における活動内容は,ISO/TC221 Geosynthetics(ジオシンセティックス)の国内ミラー委員会としての活動であり,具体的には下記の通りです。
会 務 | 氏 名 | 所属先 |
委員長 | 篠田 昌弘 | 防衛大学校 |
幹 事 | 竜田 尚希 | 富山大学 |
委 員 | 椋木 俊文 | 熊本大学大学院 |
委 員 | 加納 光 | (株)フィットオン |
委 員 | 熊谷 浩二 | 八戸工業大学名誉教授 |
委 員 | 木幡 行宏 | 室蘭工業大学大学院 |
委 員 | 志々目 正高 | 前田工繊株式会社 |
委員 兼 WG4主査 | 島岡 隆行 | 九州大学大学院 |
委員 兼 WG3幹事 | 中村 努 | 苫小牧工業高等専門学校 |
委員 兼 WG4幹事 | 鍋島 康之 | 明石工業高等専門学校 |
委員 兼 WG2幹事 | 平井 貴雄 | 三井化学産資株式会社 |
委 員 | 桝尾 孝之 | 大嘉産業株式会社 |
委 員 | 辻 慎一朗 | 前田工繊株式会社 |
委 員 | 末次 大輔 | 宮崎大学 |
委 員 | 渡邉 健治 | 東京大学大学院 |
2018年11月28日確認 最新情報はISOウェブサイトで確認してください。
幹事国 | Secretariat: | BSI(イギリス) |
幹事 | Secretary : | Mr David Hyde |
議長 | Chairperson (until end 2023) | Mr Peter Atchison |
○目的
Standardization of all geosynthetic products including geotextlles, geomembranes, geocomposite clay liners and other geosynthetic related products.
(ジオテキスタイル、ジオメンブレン、ジオコンポジットクレイナー及びジオシンセティック関連製品を含むジオシンセティック製品の標準化)
次の5つのWGが活動中です.
WG1 Liaison with CEN/TC 189(CEN/TC189との連絡) カナダ
WG2 Terminology, identification and sampling(用語,判別およびサンプリング)
WG3 Mechanical properties(力学的特性)
WG4 Hydraulic properties(水力学特性)
WG5 Durability(耐久性) アメリカ
WG6 Design for geosynthetics(設計法)
○TC221関連の動き
TC221 では,今後ジオメンブレン関係や材料選定・設計・施工に関する規格の審議が進められると思わます。この分野に関する規格の内容は,わが国への影 響が大きいので,ISO規格案として上がる前の段階での対応(ASTM・CENなどとの連携)の可能性を現在検討しています。なお,2002年6月 に,ISO TC221とASTM D35間で協定が結ばれ,ISO
TC221はジオシンセティックス関連の実績のある試験法を数多く有するASTM規格を尊重し,専門部会ベースでの協調が図られることになったので,我が 国としても今後さらに迅速な情報収集を行うことを計画しています。
ISO(国際標準化機構)は,2000年5月にTC38/SC21(テキスタイル/ジオテキスタイル)を発展的に廃止し, TC221(ジオシンセティックス)を設立した。この格上げされたTC221は,ジオテキスタイル,ジオメンブレン, ジオコンポジット・クレイ・ライナー,その他のジオシンセティックス関連製品を含むすべてのジオシンセティックス製品の試験法標準化を目的にしている。
TC221の幹事国は,英国でありBSIが担当している。現在,Pメンバーが22ヶ国,Oメンバーが13ヶ国である。 わが国は,すでにTC221にPメンバー登録されている。
従来,ISO/TC38/SC21の国内審議団体は,TC38が繊維部門であることから,「(社)繊維評価技術協議会」(1999年までは, 「繊維工業標準研究会,事務局:日本化学繊維協会」)が行っていたが,TC221は,ジオシンセティックスを用いた土木施工法など, 対象範囲が広がったことなどから,国内審議団体を土木部門に変更することとなった。
地盤工学会では,かねてより,ジオシンセティックス分野に深く関与していることから, 国内審議団体の引き受けを申請し,日本工業標準調査会より平成12年11月30日付けで承認された。